サムスン電子の新製品発表イベントにおいて、みんな大注目のGalaxy Note9のほかにスマートウォッチの「 Galaxy Watch 」も発表されました。
Galaxy Note9の注目度が高すぎて、それと比べると扱いが小さい感じはしますが、今回このGalaxy Watchはかなりいい感じの仕上がりになっていると感じました。
というか、一応2代にわたってスマートウォッチを使用してきた者として、かなり買い替えを検討している「欲しい」スマートウォッチなんです。

Galaxy Watchに名前が変わったけど理由は謎

今まではサムスンのスマートウォッチはGearブランドで出ていたので、「Gear S4」という名前で出るものだと思っていましたが「Galaxy Watch」という名前に変わりました。
もともと、初代はAndroidベースのOSを使用した「Galaxy Gear」という名前で発売されており、それが自社のTizenベースに変わった際に「Galaxy」を外したGear S2、S3という名称に変えたという経緯があります。
(Amazonほか通販サイトでGalaxy Gear S3などと表記されてることもありますが、おそらく検索対策で不正確な名称です)
今回はその外されたGalaxyを冠するとあってAndroidベースに戻るかもと噂されましたが、結局Tizenベースだったためその名称変更の理由はいまひとつ謎です。
とはいえAndroidベースではない独自のTizenを使うことによって、安定しているという評価が高かったシリーズですから今更戻す必要はないでしょうね。

ソフトウェアの改良が的確で秀逸

Galaxy Watchの気になるその仕様ですが、どうもハードウェア的には大して進化していないようです。
ただソフトウェアの方ではいろいろと改良が見られます。
そのソフトウェアの改良が的確に良い点を突いており秀逸で、これによってかなり魅力的なスマートウォッチになっていると感じます。

スマートウォッチ使いの不満だった部分を解消する仕様になってる

かなり私的な意見にはなるかもしれませんが、自分も2代にわたってスマートウォッチを愛用しており、Galaxy Watchはその際に感じていた不満を解消してくれる仕様になっています。

自分は最初にFitbit Charge2(これはどちらかというとフィットネストラッカーですが)から、Huawei watch2へと買い替えて今も愛用しています。

初代のFitbit Charge2はフィットネストラッカーとして申し分なかった

fitbitcharge2

まずFitbit Charge2ですがバッテリー持ちもよくフィットネストラッカーとして申し分ない性能でした。
ただスマートウォッチ的機能もある製品なので、その部分が次第に気になってしまいました。そのひとつは常時表示ができなかったことです。
多くのトラッカーやスマートウォッチと同じように、腕を捻って時間を見る動作をすれば表示されるのですがこれが曲者。感度がいまひとつなのもあり上手く表示されないことがありました。
また以前は元々アナログ腕時計を日常的に使用していたので、腕を動かさずに目線でちらっと確認した時に時刻が見えないこともそれなりにストレスでした。
あとは着信は確実に通知されていましたが、LINEの通知が上手く来なかったことです。
やりようによってはできるのですが、その「やりよう」もかなり面倒だった上に安定せず通知が来ない状態でした。仕事関係の連絡がLINEで来ることがある自分としてはこれが少々難だと感じていました。


買い替えたHuawei watch2にも少々の不満が

huaweiwatch2image

そこでその不満を解消すべく買い替えたのが、Huawei watch2です。
Wear OS搭載なので各種通知はすべて受信可能ですし、バッテリー消費は高くなる上に簡易表示に変わりますがそれでも盤面の常時表示が可能です。
さらには音楽再生機能もありますから手ぶらでジョギングができたりといい事ずくめです。
正直これで不満のほとんどは解消したと言っていいほどで、今も愛用しているわけです。

ただこちらも不満が全く無いわけではなく、今度はフィットネストラッカーとしての機能が弱くなってしまいました。まず睡眠のトラッキングです。
初代のFitbit Charge2はレム睡眠などの詳細な4段階の睡眠測定が可能で、それを活用して睡眠の質をチェックしていました。
Huawei watch2でもそれができるとあった(思い込んだ)ので購入したのですが、実はその機能はフィットネスに特化したHuawei Fitでしか使えないことが判明し、3段階の簡易なモードの方でしか測定ができないことが今少々不満となっています。

またこれもFitbit Charge2にはあってHuawei watch2には無い機能なのですが、ワークアウトの自動トラッキング機能がついていないため、運動を測定する際には必ずメニューから選んで測定をONにしなければいけません。これが意外と面倒なんです。
勿論朝から「ジョギングするぞ」とそのために出かけて走るだけの場合などは、走る前にセットすればいいだけなのでそこが負担ということはありません。
しかし例えば自転車で5キロほど先に買い物に行くとか、ふらっとウォーキングのために散歩するといった際には測定をONにすることをつい忘れてしまいます。
これだと一応の運動をしていたつもりでもアプリの記録上は何もしていないことになってしまうので、そこが記録として見る際に残念なことになってしまうわけです。
またこの場合逆に測定をしたまま忘れてOFFにせず一定時間放置してしまうこともあり、そうすると記録的にはあまり運動していないように記録されこちらも残念なことになります。
ささいなことではありますが、これが結構気になるんですね。

Galaxy Watchはこういった不満を見事に解消

とまあ、こういう点が今気になっているわけなんですが、今回のGalaxy Watchはちょうどこの点を改良してくれているという(自分的に)素晴らしいものなんです。
まず睡眠の質や時間を計算する「advanced sleep tracking」という機能がアナウンスされています。
詳細はまだわからないようなのですが、以前のGear S3から睡眠の計測自体はありましたからより正確で詳しいデータが見られるとみて間違いないでしょう。
さらにワークアウト自動計測機能がつくこともアナウンスされており、これは前モデルにはおそらくなかった機能なので前述の不満点を解消してくれそうです。

正直あと変わった点といえば、1日の予定をアナログ文字盤上にグラフィックで表示できる機能やストレスの度合いをチェックする「stress management tracker」がついている程度です。
あとは数値上のバッテリー容量こそ減りましたが実際の持ちは向上したとされている点でしょうか。
そのほかのハードウェア的進化は特になく、見た目もそこまで大きく変化していないことから報道でもあまり代わり映えしないとも言われているようです。
しかし!前述のように自分の不満点をみごと解消してくれるアップデートとなっているわけです。
ということはどれくらいかはわかりませんが、同じように不満に思っているユーザーがそれなりにいてもおかしくないので、その人達にも「ささる」プロダクトと言えるでしょう。

GARMINでも要望は満たせるがコスパで劣る

ここまで見て、スマートウォッチをよく知っている方だと「それならGARMIN買えばいいじゃん」と思う方もいるかも知れません。
もちろんGARMINがそのあたりを全部抑えていることは知ってます。ただ、手頃な価格だとスポーティなものしかないんですよアレ。
わりとカシっとした格好でも着けたいってのがあるので、それなりにシックなデザインのものじゃないと困るんですね。GARMINにも一応そういうモデルはあるんですが、高い。特にいいやつだと10万前後しますからね。
それなりの価格で買えてシックな感じもそれなりにあって、先述の要望をすべて満たしてくれるとなると唯一無二なんです。

まだ他にもいろいろと入り用なもので、そのせいで二の足を踏みそうなんですが、購入したらレビューするようにはしたいと思います。