いやー、PayPayが大盛況ですね。
まああれだけ大盤振る舞いすれば当然、という感じではありますが。

自分は一応使ってみたものの、あまり乗っかってはいません。
というのもタイミングが悪く、色々と買い物した後だったもので
財政的な理由から20%OFFや10万円バックに挑戦する余裕があまり無いだけなんですがね。

PayPayの決済はバーコード読み取り式

まあそんなわけでpaypayは一部で利用者を確実に増やしているわけです。
で、このpaypayが採用した方式が「バーコード読み取り式」なんですね。
そう中国なんかでも主流になっているやつです。
日本でも今回のpaypayが初ではなく、既にLINE Payなどで取り入れられていますね。

LINE Payもそれなりに利用者はいるわけですが、今回のpaypayは勢いが凄まじく、一気にバーコード式が普及していくんじゃないかとも思います。
またポイントカードを一つにまとめられるサービスもいくつか既にあるわけですが、先月ポイントカードの代表的存在であるTポイントカードを有するCCCが「スマホサイフ」をリリースしました。
そしてこれもバーコード式なんですよね。

規格がガラパゴスなFeliCaはどうなる

こういう流れがあると気になるのが「おサイフケータイ」に使われている「FeliCa」の存在感が薄くなってくるんじゃないかということ。
もともとガラパゴスな規格であるFeliCaには問題がありました。
当然ながらFeliCaチップを搭載していないと利用できず、ほとんどのスマホに搭載されている「NFC」だけでは使えません。
しかしAppleが日本仕様のiPhoneにFeliCaを搭載したことで風向きが少し変わりました。
Apple Payが日本の様々なシーンで利用できるようになり、それこそiPhoneひとつあればいいという状況に。

今までSIMフリースマホを使う層をカバーできていなかったFeliCa

ただそれではカバーしきれないのが「AndroidのSIMフリースマホを使う層」です。
それこそSIMフリースマホを早くから使っているようなユーザーは先鋭的で新しもの好きなので、キャッシュレス決済に抵抗はあまりないだろうし、むしろ興味がある人のほうが多いと思います。
しかしSIMフリースマホの多くは海外メーカー製で基本的にはNFCしか搭載していないものがほとんど。
Android端末で利用できるGoogle Payもありますが、こちらもやはり電子マネー決済機能についてはFeliCa搭載端末でないと利用できません。
最近は国内メーカーからSIMフリースマホが出たり、一部は海外メーカーのモデルもFeliCa搭載となるなど、対応端末は徐々に増えていて変化の兆しは見えます。
それでもやはりその選択肢は全くもって多くなく、結局キャッシュレス決済に取り込めるであろう顧客を逃し続けてきた側面があるんです。

場合によってはバーコード式に取って代わられたFeliCaが微妙になる

そこに来て、この「バーコード読み取り式」が勢いづいてきている今の情勢。
もちろんCCCやYahoo的にはこの方式を採用することで、今まで取り逃がしているであろう層を取り込もうという目論見もあるかと思います。
そうしてこのバーコード式が一層盛り上がると、先程も言ったようにFeliCaは存在が微妙になってくるかもしれないということです。
もちろん交通系ICカードのほとんどに取り入れられていてiPhoneでも使えるFeliCaが無くなるということはあり得ないでしょう。
ただ、今後の成り行き次第では予算が潤沢にない小規模な店舗などにおいて、決済方式としてどちらかだけが採用される可能性もあるわけです。
そこでFeliCaが選ばれるのかどうかが問題になります。
バーコード式なら最悪読み取りのための専用機器も要らないですからね。
決済用のスマホかタブレット用意するだけで運用できてしまいます。
そんなわけで今後普及して、万が一FeliCaは対応してないけれどバーコード式ならいけるという小売店などが増えることになると、「交通と大手チェーン以外では使い勝手が悪いシステム」にだってなりかねないんですよね。
またマクドナルドやローソンで、世界的にスタンダードであるNFCの読み取り端末を置く動きも出てきています。
こちらが加速するとまた「FeliCaじゃなくていいじゃん」という流れになってしまうかもしれません。 

なので、今後この覇権争いがどうなっていくのかは要注目ですね。